ResponsibilityからRespectへ 秋山をね
<○月×日 都内某所 CSR担当者覆面座談会にて*>
「コスト削減、経費見直しで大変。今、会社で不祥事が起こってないことをいいことに、収益に直接寄与しないからってCSR部の人員も半分になって、その分残業が増えて労働条件最悪。CSR部って比較的新しい部だから力もないのよね。」 ―A子
「政府がいうCO2削減目標なんて無理。生産をやめろと言うのと同じだし、これ以上収益が落ちる話は株主に説明できないよ。もっとも受注が減って、何もしなくてもCO2排出量は落ちているから、省エネ、省コスト以外では話題にもならなくなった。」 ―B男
「PRI(責任投資原則)に署名している金融機関の窓口に行ってPRIについて訊いてみたら、その支店の誰ひとり説明できなかった。でも、帰り際に、円安になったら儲かりますよって日本株投信からドル建て投信への乗り換えをキッチリ薦められたわ。」 ―C子
「CSRの重要性は社長もよくわかっているけど、自分の任期中に収益を大きく落とすわけにはいかなし、会社が残らなきゃCSRどころじゃないよ。現状はサステナビリティの前にサバイバルだよ。」 ―D男
「でも、何か変だし、これで良いわけないわよね。」 ―A子 一同、同意
これからは、「しなければならない」という責任(Responsibility)を超えて、「ありたい未来、ありたい姿」を尊重(Respect)し、未来から尊敬(Respect)されるような企業、個人、社会であることが必要とされるでしょう。CSRやSRI のRが、Responsibilityから、Respectへと進化することを期待します。
※担当者覆面座談会は架空の会合です。



























